このサイトにはPRが含まれています

あり得ない職場経験からもう二度と看護師はしない

社会人を経て30代で看護学校に

40代の女性ですが、看護師歴は1年だけです。私は一般企業にて事務や営業を経験後、看護系の学校へ進学し看護師となりました。そのため一般企業で使うパソコンスキル等はありましたが、看護系のスキルはまったくありませんでした。看護系の学校へ進学したのは30歳代の頃です。既婚者で子供はいません。

実習先の病院は印象が悪く別の病院で就職

看護系の学校は、○○病院付属○○看護学校のように、卒業後に就職する病院が大方決まっている学校が多く、私の通っていた学校も系列の病院がありました。しかし、その系列病院へ実習に行った際に、その病院に対して悪い印象を持ったため「この病院には就職したくない」と思い、他の病院を選びました。私は一般企業での社会人経験があり、看護職しか経験していない人には、価値観や物事の考え方を理解してもらえないことが多くありました。そのため、できるだけ社会人経験者の多そうな病院に入職しました。

選んだ職場なのにあり得ない対応に呆然

そうやって選んだ就職先は、総合病院の脳神経外科でした。そこはプリセプター制度が導入されていました。プリセプター制度といっても同じ指導者が毎日担当するのではなく、指導者は日替わりで変わりました。最初に中心的に指導してくれた先輩は、社会人経験者で、きちんとした人柄の方だったのでよかったのですが、そうでない先輩もかなりいました。前日の指導者から教わったことを翌日別の指導者の下で行うと、患者さんの前で大声で怒鳴られることが何度もありました。指導者の指導通りに行っているのに、なぜ怒鳴られるのか理解できません。大体、患者さんの前で怒鳴ること自体、常識がありません。今の時代、怒鳴ることはパワハラ問題にもなるのです。実習先病院もそうでしたが、看護師は理性のない感情的な人が多いと実感しました。

社会常識が通じない看護師の世界

看護師は患者さんの人命等に関わる重大な仕事を行います。しかし、新人教育さえ指導者によって指導がバラバラで筋が通らない、重要なことさえ新人に指導しない、経歴の長い看護師が患者さんに禁忌とされているケアを行ってそれを悪びれもせず平然としている、という現実を目の当たりにしました。このまま看護師を続けたら、医療事故に巻き込まれたり、先輩に濡れ衣を着せられたりしそうだと思ったので、私は退職しました。でも、周囲の先輩看護師からすれば、私のほうが「あり得ない新人」だったと思いますね。

自分としては二度と看護師をする気はない

私は看護師におぞましさを感じますし、二度と看護師に戻るつもりはありません。しかし看護師は他の職種と比較して給与が高く、非正規雇用ばかりの現代でも正社員として働くことが容易な職種です。おぞましさ等を感じない人であれば、看護師を続けられると思います。

↑ PAGE TOP